今回で4回目の京都国際写真祭。年々認知度と共に充実してきています。今回は憧れの造園家、重森三玲宅で行われているサラ・ムーン展と建仁寺でフィンランドの作家ミンキネンを拝見。重森邸の設いはモダン。坪庭も質素ながらどこか品や豊かさを感じさせます。ミンキネンは自らの身体表現をトリッキーに表現している作家で、フランシス・ベーコンの情感や毒々しさを感じさせます(1枚目のパンフレットに掲載の写真)。
この展覧会イベントのいいところは、個人が「アートを身近に感じてもらう」という趣旨で始めているところ。まさに、ライフ&アーツです。美術館ではない普段入れない場所での展示もあり数十カ所で開催されているので、もう一つの京都観光としても価値があると思います。若いコーディネーターが行うツアーもあり面白いですよ。5月22日まで開催。