月別アーカイブ: 2016年7月

片山みやび展@Ginza Gallery Goto

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京都芸大版画出身の片山みやびさんは、軽妙なここち良さを独自の空間構成とテクスチャーで表現する作家さんです。リトグラフは元より、オイルペインティングとガラスへと手法も多彩になり、表現の深度を高めているように感じます。作家に専念する凄さですね。

共通の話題は、「もっと多くの方が、アートを身近に感じて楽しんでくれるようになったらいいのに・・・」。アートは美術館にある特別なものではなく、生活の質を高めるもの。技術立国日本も大切だけど、これからの経済対策は、美術立国日本もアリアリかも。いかがでしょうか。

7月23日(土)まで、銀座のギャラリーゴトウ(東京都中央区銀座1-7-5 銀座中央通りビル7階)

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世田谷のアールブリュット、りこちゃん

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世田谷のFEPというギャラリーカフェ主催の「おがたりこ展」。

FEPはアートあり、お茶あり、ライブあり、ワークショップあり・・・、いろいろなものが集まってくる面白い不思議なスペースです。東京芸大出身の小林さんが運営されています。りこさんは障害者アートではあるものの、それを感じさせない伸びやかさと軽やかさを感じさせてくれます。近年、アールブリュットは注目されているものの、ジャンルで区分するのがいいのかどうか、いつも悩ませます。ここで思ったことは、FEPの小林さん始め多くの方々が、りこさんとの絆を持って活動されていることが素晴らしいのです!アートを生み出す本質のように感じます。

ビールは、地元の二子玉川クラフトビール「ハナミズキ」のパッケージに採用されたりこさんのアートです。地域ブランド「futakolabo」とコラボした限定ものらしいです。マリメッコみたい。

地域の人が支え盛り上げるアート。これからのアートの1つのカタチかもしれません。